【 松葉杖を、雨の日に使うと危険がいっぱい 】
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Contents
雨の日に、すべらない杖なんてない
もし雨の日にすべらない杖を探しているとしたら、残念ながら見つからない。そんな杖は存在しないのだ。雨に限らない。濡れた路面、雪、氷などの上では間違いなくすべりやすい。どうしてもそんな日や、場所を通らなければいけないとしたら注意しすぎるほど注意しても転倒のリスクがあることを知ろう。
雨の日じゃなくても濡れていたら滑りやすい場所
まずは、雨が降っていなくても。ちょっと濡れていただけで滑りやすい、危険な場所を知っておこう。こんな場所は、雨の日には絶対に近づかない。
危険地帯1:鉄の上
アスファルトの道路は、まだ比較的に滑りにくい(ただし油断は禁物)
こういう滑りにくいと思っている路面を歩いている時にでも、地雷のように危険地帯が待ち受けている。鉄の上はツルッツルに滑る。絶対に歩かないようにしよう。
具体的な鉄の上とは、たとえば工事現場付近に敷かれた鉄板の上。ぬかるみや穴の上に敷かれていたりするが、ここは怖いぞ。もっと頻繁に出会うがノーマークなのが、マンホールの蓋。この上はびっくりするほど滑る。
また、水はけ用に作られた道路の上の「グレーチング」この上は杖をついていない人でも雨の日に転んでいる人をよく見かけるだろう。鉄の上は滑るのだ。
危険地帯2:大理石の床、タイル貼り、点字ブロック
デパートの入り口や駅構内など。素材はいろいろあるが、綺麗に見える床には注意が必要だ。なぜ、あんなに滑る床にしているのか? と、杖をつく身になると怒りがこみあげてくることすらある。見栄えさえ良けりゃいいのか? とーー
タイル貼りのところも気をつけたい。意外や意外。点字ブロックの上もよく滑る。点字ブロックは凸凹してることもあり、杖とは相性の悪い場所だ。
危険地帯3:横断歩道や白線の白の上
道路上に引かれた白い線。じつはここも滑りやすい。乾いていれば大丈夫だが、ちょっとでも濡れていると滑る。道路のいたるところにあるので気をつけよう。
危険地帯4:掃除したての公衆トイレ
雨の日に限らずなのだが、掃除したての公衆トイレも危険な区域の一つだ。どこで転ぶのも嫌だが、トイレの中で転んだら最悪だ。
危険地帯4:学校のゆか
意外に思うかもしれないが、学校の床は滑りやすい。松葉杖の大敵だ。当社に寄せられる声にも、学校へ通う子供達から学校のゆかが滑って怖い、という報告をよく聞く。ワックスが塗ってあるからだろうか? そうでない所もすべるようなので原因は特定できないが、とにかくすべる。で、そういう時には次のコーナーでも紹介している「トルネード・チップ」という足先ゴムに変えることをお勧めしている。このゴムは評判がよく、これに変えてからは滑りにくくなった、と喜ぶ人が多い。
すべりにくい足先ゴム
ガラス繊維配合特殊耐滑性ゴム
接地面にガラス繊維が突出していて、これがスリップしやすい濡れた路面や雪道をしっかりキャッチ。滑り止め効果を発揮するという。効果はあるようだが、それでも乾いた路面で通常の杖を突いた時よりは滑る。あくまでも濡れた路面は避け、それでも歩かなければいけない時、この足先ゴムに変えれば普通のゴムより、ぐーん、と食いつきがよくなる。
※ ここで紹介したものはすべて、アマゾンや楽天のページに行って検索すれば出てくる。気になったものは購入して試してみよう。
かなり評判がいい、トルネード・チップ
当社の松葉杖、スマートクラッチの足先ゴムも路面変化に対応し、坂道凸凹道もしっかりとらえグリップ力があると自負している。が、このトルネード・チップはとても「松葉杖ユーザー」からの評判が高く、悔しい話だが当社のスマートクラッチをこの足先と交換しているユーザーも多いのだ。何が違うかといえば、普通の杖先ゴムよりもはるかに大きい。2倍・・いや、3倍はあるだろうか?
そんなに大きかったら重くなるだろう、とも思うがそのへんは気にならないようだ。今現在のところ、この足先ゴムが最強という結論になる。安定性があり、滑りにくい。とはいえ、トルネード・チップといえども、濡れた路面ではすべりやすくなっているので注意は怠らないで欲しい。ただ、この足先ゴム。大変に高価だ。2個セットで4千円ほどする。1個2千円。。普通の足先ゴムの2〜3倍の値段だ。こだわる人は付け替えてみてはいかがだろうか。
直径18mm〜24mm のパイプ(杖)にまで装着できる。
直径17mm以下のパイプ径には、パイプ部にビニールテープやアルミテープなどを貼り、太さ調整して使用する。
足先ゴムの交換時、なかなかはずれなかったら・・
便利なものがある。
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傘はどうする?
片松葉(片手で杖を持つ)だったら物理的には傘をさすことも可能だが、レインコート等使用した方が無難だろう。傘はバランスを崩しやすく、危険だ。また傘で前が見えずらいだけでなく、道路を走る車のドライバーも視界が悪くなっているのでこちらが見えず、見えても松葉杖で歩いていることに気づいてくれる人は少ない。このため、接触事故が後を絶たない。
とくに両松葉(両手で杖を突く)の場合、絶対に傘はささずレインコート等を着用すること。これは絶対に守ってもらいたい。
ギプスを雨から守るもの
見た目は難アリだが、ゴミ袋(ビニールの袋)で痛めた足をガードする人が多い。カッコ悪いが、背に腹は変えられないといったところだ。ゴミ袋よりは、長物保存用のビニール袋の方が丈夫で余る部分も少ないので、使いやすいかもしれない。
しかしちょっとお金を出せば、もっといい物が売っている。アマゾンや楽天などで、「シールタイト」と検索してみて欲しい。3000円 ほどでギプスを雨から守る袋が手に入る。雨の外出時に使うには贅沢かもしれないがシャワーを浴びたり、湯船のふちに足を出してお湯に浸かる時に「シールタイト」を使えばギプスが濡れなくてホント助かる。
ギプスで履ける靴もある。これは便利!
「ギプスシューズ」
脚を下ろしたい時にもギプスを汚すことがない。柔らかく軽いので脚を浮かした状態での移動に最適。怪我した人へのお見舞には、じつはこういう物が喜ばれる。
これは1500円ほどで買える
「キャストシューズ」
ギプスシューズが軽くて「大きなスリッパ」みたいなのに対して「キャストシューズ」は、もう少し足を地面につける回数が多い人に便利。ギプスシューズよりも靴に近い。しょっちゅう地面につけていてもすり減らない。あなたの状態に合わせてどちらを選ぶか決めよう。
カバンは?
カバンを手に持っては歩けない。それが松葉杖生活というものだ。肩掛けバッグやリュックタイプを選ぼう。簡単に開けられるメッセンジャーバッグタイプも、オススメだ。
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雨の日は会社を休む、が基本。
ここまで見てきただけでも、雨の日の外出は危険がいっぱいだとわかったはずだ。だから出来ることなら晴れて路面が乾くまで、外出は避けたい。会社も、休めるものなら休んで欲しいのだ。無理して行って転倒すれば復帰がさらに伸びることになる。焦る気持ちはわかるが、急がば回れ。だ。そこのところを、よーく考えて欲しい。
そうは言っても、どうしても行かなければいけない時には以下のことに注意しよう。
満員電車をさけ、早めの出勤
雨の日は電車も混む。ましてやラッシュアワーともなれば殺人的な混雑だ。こんな中で杖をついて不安定なあなたが無事でいられるわけがない。杖をついての通勤には時間もかかる。普段の2倍から3倍の時間はかかるとふんで早め、早めの行動をしよう。
できれば始発に乗り、席を確保してゆっくり出社できれば最高だ。この時、席に座れたとしても電車が揺れた時、前に立つ人に足を踏まれないように気をつけたい。早く着いたら会社の近くでコーヒーでも飲んでくつろぐ余裕もできる。この心のゆとりが新たなる怪我の危険から身を守ってくれるのだ。
改札口通過は、思った以上に大変
乗り降りが少ない駅ならば、立ち止まってもそれほど迷惑がかからないので安心だが、問題は乗換駅だ。ターミナル駅としていろんな路線が乗り入れてるところともなれば、人が多く通過のタイミングを見計らって改札口を通過するのは慣れるまで一苦労。杖と切符や電子マネーなど、ごちゃごちゃと持ち替えて訳がわからなくなる。
極力階段はさけ、エレベーター、エスカレーターを使う
階段は転落の危険がある。エレベータがあればホームまでエレベータを使って上がるようにする。
エスカレーターを使う場合には、乗る前に杖をどちらか片方にまとめて持ち、エスカレーターのベルトに手を乗せ健康な足から乗せていく。間違えても杖をついたまま乗り込んではいけない。先に松葉杖をエスカレーターに乗せると、 松葉杖の方がグンと高くなるので 後ろの方に倒れそうになる。危険だ。
帰宅も混雑になる前に帰らせてもらおう
出勤時と同じように、帰宅時も混雑は避けたい。会社に事情を説明して帰宅ラッシュが始まる前には帰社させてもらおう。家族も心配して帰りを待っている。
杖はななめに突かない
乾いた地面だと、滑ることはないので、斜めに杖を突いたりする。その方がスピードも上がるし歩幅も伸びるので・・・
しかし雨の日でこれをやると必ず滑る。転倒して大怪我する危険性があるので、雨の日は杖をできるだけ地面に直角に突き、間違いなく地面に杖が接地したのを確認してから体重をかけるようにして欲しい。歩行速度は著しく落ちるが、安全のためだ。
また、雨で濡れた松葉杖で、土足で立ち入る屋内(駅とかお店とか)に入る時もとにかく滑るので、注意してゆっくり歩く。濡れた路面は気にしすぎるぐらいでちょうどいいのだ。
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雪道で使用する足先
雪道などでは、スパイクのついた足先を使用したりもするが、それがどういうものか雪国に住んでいなければなかなかわからない。しかし、以下のページで非常にわかりやすい解説があったのでシェアしておく。もし足先のスパイクを購入する際は、以下のお店で購入してあげて欲しい。
このコーナーのネタ元はこちら
↓ ↓ ↓
これが杖先スパイク(アイスピック)というもの
1点式と5点式がある
どうやって使うのか? 杖先に取り付けるらしいが・・
おわかりいただけただろうか? 非常にわかりやすく アイスピック装着についてご理解いただけたと思う。
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まとめ: それでも、やっぱり雨の日の外出は避けたい
何度も話しているが「濡れた路面で杖はすべるもの」だという認識をまずは持って欲しい。であれば、話は簡単だ。濡れた場所が増える雨の日の外出は控える。
どうしても、という場合だけ。危険覚悟で出かけるわけだが。
タクシーを使う
行き先までの「路線図」を事前に調べておく
なるべくなら、付き添ってくれる人と一緒に外出する
階段は使わず、エレベーター、エスカレーターの使用を!
自動ドアでない場合は苦労する。引っ張るドアは、それでもましだが押すドアはなるべく避けたい
長距離通勤はさすがに無理なので、職場近くにウイークリーマンションを借りるなり、ホテル暮らしをする
また、家族がいる人は、誰か迎えに来てもらおう。隣で傘をさしてもらうだけでも本当にありがたい。
以上、危険な雨の日を少しでも安全に過ごす工夫を記事にした。参考にしてもらえれば嬉しい。
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