【松葉杖】購入かレンタルかで迷ったら・・
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Contents
突然、必要になるのが松葉杖
購入するかレンタルか?
思案のしどころだろう。だから、購入した場合。レンタルした場合の、それぞれの「良いところ」「悪いところ」を解説しよう。この記事を読めば、あなたはもう迷わない。
判断基準その1:期間
まず、どのぐらいの期間。あなたは松葉杖と過ごすんだろうか?
単純な骨折であれば、骨折した場所にもよるが2〜3ヶ月で治ると言われている。遅くとも4ヶ月あれば完治まで持っていけるんではないだろうか。
ところが複雑に粉砕された骨折であればこうはいかない。1年、2年、それ以上かかっても完治しないこともある。何度も手術をして少しづつ治していくケースもある。また、病気による疾患の場合、一生松葉杖と付き合っていくこともあるだろう。
2〜3ヶ月程度であればレンタルで済ましても問題はないだろう。半年以上、長期で杖を使うことになったら購入も視野に入れた方がいいかもしれない。生活の一部として使う杖だ。短期でも購入する人はいるし、長期でもレンタルの人もいる。それは個人の自由だけれど、一応の目安として3ヶ月ぐらいで治るんであればレンタルを考え、6ヶ月以上使うなら購入を視野に入れて欲しい。あとは、あなたが何を優先させ何にこだわるかにかかっている。
判断基準その2:保険や補助金は使えるのか?
意外と多い質問に「保険とか使って安く買ったり、レンタルできないのか?」という声がある。
こんなにある。安く買ったりレンタルしたりする 5つの方法
1− 介護保険を使って安く借りる
誤解して欲しくないのだが、これは介護保険認定されている人が対象だ。以下のフローチャートを見て自分が適用されるかどうか判断して欲しい。介護保険認定されれば、松葉杖などのレンタルは1割負担で借りられるが、そういう貸与認定がされているレンタル業者から借りなければもちろん安くは借りられない。また、そういう業者があなたの希望する杖をレンタルしていなかったら当然借りることはできない。
2− 「身体障害者手帳」を持っていれば杖購入の補助資金が出る
「身体障害者手帳」を持っている方を対象に、杖を購入する際の補助のお金が出る場合がある。
補装具費支給制度という
補装具費支給制度 とは
「身体障害者手帳」を使って補装具の補助費をもらう制度だが、注意して欲しいのはお役所からの許可をもらう前にいきなり購入してもお金はおりない!
この制度を使うには、購入前にまずは市町村の福祉課などへ行き、松葉杖やロフストランド杖、プラットフォーム杖を購入したい旨を伝える。で、杖の販売者から見積もりをもらう。そしてお役所からもらった申請書に必要事項を記入。必要書類は杖の販売者にも書いてもらわなければいけないものがあるので役所の担当者に詳しく聞くこと。その書類を、お役所から杖販売業者に送ってくれるのが普通だが、お役所によってはあなたが杖業者に必要書類を送らなくてはいけないこともある。ここらへんはお役所によって対応がまちまちだ。
やがて杖の販売業者からも必要書類がお役所に届き、認定されると「杖購入のための補助金」(以下の金額)が支給される。
従来型松葉杖:3,300円〜4,500円
カナディアン・クラッチ:8,000円
ロフストランド・クラッチ:8,000円
多点杖:6,600円
プラットフォーム杖:24,000円
3− 介護認定もされていない、「身体障害者手帳」を持ってない人でも
市区町村によっては杖を購入する際の助成金を出すところもあるので、あなたの地域の福祉課などに問い合わせて欲しい。
4− 健康保険から受けられる給付
松葉杖を一旦、全額自費で購入をして「医師の診断書と購入をした領収書」を、加入している健康保険に提出。申請して認められると領収金額の7割相当額が戻ります。
5− 医療費還付してもらう
松葉杖を安く購入することとは少しずれるが、医療費の一部でも戻ってくれば結果的に杖を安く購入したのと同じようなことになる。ただし、よくある勘違いが「かかった医療費が全額戻ってくるんじゃないの?」というもの。これは違う。医療費控除の還付金は、医療費から色々なものが差し引かれた上で戻ってくる。
そもそも医療費控除とは
1月1日から12月31日までの本人あるいは生計を一(いつ)にする家族のために医療費を支払った場合、一定金額の所得控除を受けられることをいう。単身赴任のお父さんも、下宿をしている大学生の子どもも、生活費を仕送りしている両親もみんなの医療費を合算できると覚えておこう。
医療費控除額の計算方法は、下記の通り。
医療費控除額=(医療費控除の対象になる医療費-保険金等で補てんされた金額)-10万円(総所得200万円未満の人は総所得金額等×5%)
松葉杖:【購入】の利点と欠点
ではいよいよ、購入する際の「良いところ」「悪いところ」について見ていこう。
良いところはなんといっても新品が手に入る。これは大きい。自分の好きなようにシールを貼ったりデザインを変えたり(ただし機能に関する部分をいじると危険。保証もきかなくなる)
返却しなくていいから、気を使わずに使用できるのは本当にうれしい。
どこかがすり減っていたり傷ついていたりして性能、機能に支障があるなんてこともない。最新機種を購入すれば、今もっとも多くの人が欲しがっている機能もプラスされていたりして、最高の松葉杖ライフを送れることだろう。
反対に悪いところは、初期投資がかかること。当社のスマートクラッチのような高い杖だと、購入のハードルがあがり、欲しくてもなかなか手が出せない。これにより、本当は自分にすごく合っているベストの杖なのに、使えば生活が楽に、楽しくなるのに値段が邪魔をして出会えない。というのが最大の欠点だ。
こんな時には、その杖を試せる場所を探そう。実際にフィッティングして使って歩いてみて、その杖で生活している未来の姿がイメージできれば「値段以上の価値」をあなたにもたらすかもしれない。それで外出が増えて思わぬ出会いがあれば運命の人やものに出会うこともある。まずは気になる杖に会いに行ってみよう。
松葉杖:【レンタル】の利点と欠点
レンタルの良いところは、購入に比べてお金が少なくてすむことだろう。ちょっとしたケガで松葉杖が必要なだけなのに購入なんて考えられない、という人は迷わずレンタルだ。杖なんてどれでも同じ、大差ないだろ。という方もレンタルで問題ない。ようは松葉杖にそこまでこだわりはない、という人や安く済ませたい人はレンタルで充分だと思う。
が、杖に限らず「自分が選ぶものにはこだわりたい」という人もいるだろう。
それでも「判断基準その1:期間」でお話したように3ヶ月で治ってしまうのに購入まではちょっと。。という人もレンタルにしておいた方がいい。3ヶ月という期間をどう考えるかだが、すぐに必要なくなるものを購入までするには至らないだろう。もっとも、たとえ3ヶ月といえど「少しでも多くの素敵な思い出を作りたい」というのなら購入もありだ。そういう「こだわり派」も少数ながら存在する。そういう人は、松葉杖生活が終わった後もその使用した杖を「オブジェ」として壁に飾っていたりする。友人が遊びに来た時に、その頃の松葉杖生活の冒険話に花を咲かせるにはちょうどいいアイテムとなる。
とはいえ、短期間であればレンタルで充分だ。がーー
レンタルには以下のようなマイナス・ポイントがあることも知識として知っておいて欲しい。
購入に比べ、レンタルする人の方が圧倒的に多い。ゆえに実際にレンタルした人からは「汚れている、不潔」という意見も多く聞く。特に握り手の部分がベタベタしていたりするのは最悪だ。借りる際にはメンテナンスのしっかりした「清潔な管理」をしている所から借りよう。
これを言うとびっくりするかも知れないが、レンタル品が返ってきても拭いたり消毒することもせず、そのまま次の患者へ貸し出すところも普通にある。病院で無料貸し出しのところも、こういうケースが多い。清潔に、また安全の点検をしてレンタルしている業者と、そうでないところとはハッキリと分かれるので値段だけで判断せず、そういうところもチェックしよう!
松葉杖は病院などで使うことも多いのだから「菌」がつきやすい。不衛生なレンタル品は使いたくない。が、レンタル杖の中には、「適当に管理された」レンタル品もかなり出回っていることは知っておいて欲しい。そんなことはあまり気にしない、安さが第一、という人はそういう判断もあるとは思うが。。
まとめ
当、松葉杖研究所では「2〜3ヶ月程度であればレンタル」「6ヶ月以上ケガの完治にかかるなら購入」を推奨したい。そうはいっても各自こだわりが違うので短期使用でも購入。長期でもレンタルという判断に間違いはない。
購入前に、試せるところがあれば試し、レンタル業者はメンテナンスの行き届いた清潔なところを探そう。松葉杖を使っている時期をマイナスと考えず、「今しかできない貴重な体験の時期を過ごしてる」と思い、少しでも楽しむ気持ちになって欲しいのだ。そのために自分に合った杖を、レンタルでも購入でも、納得のいく方法で手に入れていただきたい。
あなたが満足のいく杖を手にすることこそ「松葉杖研究所」の願いなのだ。
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